この記事で解決できる悩み
ヨガとピラティスを深堀り
- 効果や成り立ちの違いがわかる
- 実践での違いがわかる
- どっちが向いているかわかる
そとか
20代 NYでヨガ講師講座を修了
ヨガ講師歴10年
結婚・出産を経てOLに。ヨガから離れる
40代 筋力の衰えと体形変化が深刻に
現在 オンラインヨガを受講中
ヨガとピラティス、両方ともマットの上でポーズをするイメージはあるけれど、どんな違いがあるの?
日々の忙しさの中で、
- ストレスを解消したい
- リラックスしたい
- 筋力アップや体の調子を整えたい
目的は人それぞれ。
この記事ではヨガとピラティス、それぞれの効果や成り立ち、実践の違いなどを比較。あなたの「どっち?」を解決します。
それぞれの特徴や魅力を知って、あなたに合う方を選んでみてくださいね。
私がヨガを始めたころは、ピラティスの教室はほとんどなく、
ピラティス?ティラピス?という程度の認識しかありませんでした・・・
ヨガとピラティス、ダイエットにはどっちがいい?
- 結論:短期的な結果はどちらも期待できない!
- ピラティスのダイエット効果
- ヨガのダイエット効果
①結論:短期的な結果はどちらも期待できない!
結論から言うと、どちらもダイエットの結果をすぐに出すことは難しいです。
すぐに痩せたい方は、ジムなど結果にコミットした所に通うことが近道だと思います。
ただ、ヨガもピラティスも継続することで、ダイエットの効果はあります。長期的な継続で、ダイエットと健康的な体作りをめざしましょう。
②ピラティスのダイエット効果
ダイエットにどちらが効果的なのか、実践するヨガやピラティスの種類によりますが、一般的にはピラティスの方がカロリー消費量は高い傾向にあります。
ピラティスは筋肉を強化し、代謝を高める効果があるため、体重管理に効果的です。また、姿勢の改善で見た目にもスリムな体型を作り出すことができます。
③ヨガのダイエット効果
一方、ヨガも欧米でブームになって以降、よりエクササイズ要素が強いパワーヨガなどが次々に派生しました。
結果、全身の筋肉をバランスよく使い、代謝を上げるダイエット効果も高まっています。
柔軟性と筋力の向上を図り、定期的に続けることで、体のラインを整え、引き締まった体型へと導かれるでしょう。
また、ヨガで心を落ち着かせることで過食を防ぐ効果が期待できます。
どちらを選ぶにせよ、ダイエットの効果を期待するには継続することが重要です。
もちろんダイエットは食事も重要ですので、ある程度は気を遣いましょう。
自分のライフスタイルや好みに合わせてヨガやピラティス、その他のエクササイズを選んで長く続ける工夫をしましょう。
ヨガとピラティスの成り立ちと目的
そもそもヨガとピラティスって似ているけれど、歴史は全然違います。それぞれの成り立ちと目的を見ていきましょう。
①ヨガの歴史
ヨガは古代インドで生まれ、4500年以上の歴史があります。
当初は瞑想によって精神と体を結びつける修行法で、ポーズ(アーサナ)と呼吸法を用いて、心身の調和を目指す実践として発展してきました。
その後、欧米や日本でも多くの女性に支持されて、健康や美容のために様々なヨガが広がりました。
②ピラティスの歴史
ピラティスは、1920年代にジョセフ・ピラティスによって開発されました。
第一次世界大戦中の負傷兵のリハビリテーションを目的として始まり、その後、ダンサーやアスリートのトレーニング方法として普及しました。
③ヨガの目的
ヨガの主な目的は、心身の調和です。
本来ヨガは、ポーズの他に、呼吸法、瞑想、食事など多岐に渡ります。
ヨガは、心身のフィットネスと見なされ、ポーズを通じて体の柔軟性を高め、瞑想と呼吸法で精神の平穏を得ることに重点を置いています。
日常のストレスから解放されたいと考える方にも、ヨガは大きな助けとなるでしょう。
④ピラティスの目的
ピラティスの目的は、体のコアを強化し、筋力や持久力アップと姿勢の改善に重点を置いています。
ピラティスはリハビリテーションの一環としても用いられることがあり、体の機能的な強化に焦点を当てています。
体の中心部を鍛えることで、日常生活での動作の質を高め、怪我の予防にもつながります。
ヨガとピラティスの実践での違い
ヨガとピラティスは、ともに心と体の健康を促進するエクササイズですが、アプローチに違いがあります。
- 動作の違い-筋力と柔軟性
- 呼吸法の違い
- メンタルへの影響
①動作の違い-筋力と柔軟性
ヨガは柔軟性の向上に、ピラティスは筋力の向上に効果的です。
ヨガでは、立位(立ちポーズ)、座位(座りポーズ),臥位(寝ポーズ)でのさまざまな動作を通じて柔軟性、バランス力を高めることに重点を置いています。
太陽礼拝などポーズと呼吸と連動させることで、全身の筋力も高めます。
ピラティスでは、マットを使った運動と特別な器具を使った運動の2種類があります。
動作はより集中的で、特定の筋肉に焦点を当てていきます。体幹を鍛えることで、ボディラインや姿勢を改善します。
②呼吸法の違い
ピラティスとヨガでは、呼吸法が重要な役割を果たします。
ヨガでは、深い呼吸を通じてエネルギーの流れを改善し、リラクゼーションと集中力の向上を目指します。
ポーズと呼吸を組み合わせることで、柔軟性をより深めることもできます。
またヨガには様々な呼吸法があり、運動の効果を高めたり、心を落ち着かせたりと、効果はさまざまです。
基本は鼻から吸って、鼻から吐き出します。
ピラティスでは、ラテラル呼吸(胸式呼吸)という、鼻から吸って胸を膨らませ、口から吐きだす呼吸法があります。
効率的な酸素の取り込みと二酸化炭素の排出を目的としています。
呼吸を各動作と連動させて、運動の質を高め、より効果的な筋肉の使用を促します。
③メンタルへの影響
ピラティスとヨガは、メンタルへの影響も大きいとされています。
ヨガでは瞑想とポジティブな思考を通じて心の平穏を、ピラティスでは集中力と精神の安定を促進します。
これらの運動を継続することで、ストレスの軽減や精神的な安定を得ることができ、さらに自己肯定感のアップも期待できます。
ヨガとピラティスの効果の違いは?
ヨガとピラティスは、どちらも身体と心の健康を促進するエクササイズですが、目的や効果、成り立ちには顕著な違いがあります。
①ヨガの効果
ヨガは、ポーズや呼吸法、瞑想を通じて、心と体のバランスを整えることに重点を置いています。
筋力アップや姿勢改善も期待できますが、ヨガでは体の柔軟性とバランスの向上に加え、ストレスの軽減と心を安定させる効果があります。
日々の疲れを癒し、心身のバランスを保つために役立つでしょう。
②ピラティスの効果
ピラティスは、インナーマッスルを鍛え、ボディラインや姿勢を整えるエクササイズです。
筋肉を強化し、しなやかな身体作りを目的としています。
ダイエットや体型維持に関心がある方には特におすすめです。
コアの強化による背中や腰の痛みの軽減、体の安定性の向上、筋肉のバランスを整えることに効果的です。
ヨガとピラティスの共通点は?
ヨガとピラティスには、心身の健康を促進するという共通の目的があります。
①体型の改善
ヨガもピラティスも体型維持と改善に効果的です。
また骨盤の位置を整える役割もあります。骨盤が正しい位置にあると、内臓の働きが改善され、ホルモンバランスが整いやすくなります。
特に女性にとって、ホルモンバランスは体調や美容に大きく影響するため、ピラティスやヨガで骨盤周りを整えることは、健康維持にもつながります。
②リラックス効果
ヨガとピラティスはリラクゼーションやストレス解消にも役立ちます。
ヨガでは屍のポーズ(シャバーサナ)や呼吸法などで、心を落ち着ける効果があります。
また、ヨガとピラティス中は体の動きや呼吸に集中するため、日常の悩みから離れ、リラックスする時間を持つことができます。
終了後は体と心がスッキリすることでしょう。
③姿勢の美しさ
ピラティスとヨガをライフスタイルに取り入れることで、日常生活における体の使い方が変わります。
ポーズを行う際に、体の各部位の位置を意識しながら動かすので、姿勢の改善が期待できます。立ち姿勢や座り方が自然と美しくなり、日々の動作での無駄な力みが減少します。
どっちが向いてる?ヨガとピラティスの選び方
ヨガとピラティスのどちらを選ぶかは、目的や体の状態、好みによって異なります。
①ヨガが向いている人は?
- ストレスを解消したい方
- リラックスしたい方
- 体の柔軟性を高めたい方
- 程よい運動をしたい人
また、瞑想やスピリチュアルな探求に興味がある方にも向いています。
ヨガは日々の忙しさや心身の疲れをポーズと呼吸で緩めて、心と身体を軽くします。
心を安定させることで、内面からの美を追求する方にもおすすめです。
②ピラティスが向いている人は?
- インナーマッスルを鍛えたい方
- 姿勢を改善したい方
- 体力向上を目指す方
- 他のスポーツもしてる方
ピラティスは体幹を強化し、特定の筋肉部位をターゲットにしたエクササイズを行うため、他のスポーツへの成果も期待できるでしょう。
また、怪我の予防及びリハビリテーションを考えている方にも適しています。
③ヨガとピラティスの相乗効果について
ヨガとピラティスを組み合わせることで、相乗効果を得ることができます。
ヨガで得られる柔軟性とピラティスで鍛えられる筋力は、互いに補い合い、よりバランスの取れた体作りをサポートします。
また、精神的な安定も得られるため、心身ともに健康を促進することができます。
その日の状態や気分で選ぶのもおすすめです。
まとめ
ヨガ | ピラティス | |
ダイエット効果 | 長期的な継続が必要 | 長期的な継続が必要 |
歴史 | 約4500年前 | 約100年前 |
目的 | 心身の調和 | 体のコアの強化・リハビリ |
効果 | 柔軟性・筋力アップ・リラックス | 体幹強化・筋力アップ・姿勢改善・ |
ヨガとピラティスは、それぞれ異なる効果と目的を持ちながらも、心身の健康に寄与する点で共通しています。
自分の目的や体質、好みに合わせて選ぶことが大切です。どちらも試してみてもいいでしょう。
どちらも好きなら、その時の気分で選ぶのもありですよ。ヨガとピラティス共に、日々の活力となり、美と健康の維持に役立つでしょう。
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