ヨガとピラティスの
ヨガとピラティス、両方ともマットの上でポーズをするイメージはあるけれど、どんな違いがあるの?
私がヨガを始めたころは、ピラティスの教室はほとんどなく、
ピラティス?ティラピス?という程度の認識しかありませんでした・・・
この記事ではヨガとピラティス、それぞれの効果や成り立ち、実践の違いなどを比較。あなたの「どっち?」を解決します。
- ストレスを解消したい
- 痩せたい
- リラックスしたい
- 筋力アップや体の調子を整えたい
目的は人それぞれ。
それぞれの特徴や魅力を知って、あなたに合う方を選んでみてくださいね。
そとか
20代 NYでヨガ講師講座を修了
ヨガ講師歴10年
結婚・出産を経てヨガから離れる
40代 筋力の衰えと体形変化が深刻に
現在 オンラインヨガを受講中
ヨガとピラティス、どっちが痩せる?
- 短期的に痩せる効果はどちらも期待できない!
えー!効果ないの?
全く効果がないわけじゃないですよ!
短期的な結果はどちらも期待できない!
結論から言うと、どちらもダイエットの結果をすぐに出すことは難しいです。
今すぐに痩せたい方は、結果にコミットした所が近道かも
ただ、ヨガもピラティスも継続することで、ダイエットの効果はあります。
毎日、週1回など頻度にもよりますが、1~3ヵ月程度で変化も感じられるでしょう。
ヨガとピラティスどちらがダイエット効果が高い?
ダイエットにどちらが効果的なのか、一般的にはピラティスの方がカロリー消費量は高い傾向にあります。
ピラティスはコアを意識して筋肉を強化し、代謝を高める効果があるため、体重管理に効果的。
また、姿勢の改善で見た目にもスリムな体型を作り出すことができます。
体重はもちろん、見た目の変化は嬉しい!
ヨガは欧米でブームになって以降、よりエクササイズ要素が強いパワーヨガなどが次々に派生しました。
結果、全身の筋肉をバランスよく使い、代謝を上げるダイエット効果もアップ。
定期的に続けることで、柔軟性と筋力の向上を図り、引き締まった体を目指せます。
ヨガで心を落ち着かせたら、ストレスからの過食を防ぐ効果もありますよ
どちらを選ぶにせよ、痩せるには継続することが重要です。
もし短期的に痩せたいなら、食事の見直しも必要でしょう。
自分のライフスタイルや好みに合わせて、長期継続でダイエットと健康的な体作りを!
ヨガとピラティスの効果の違いは?
ヨガとピラティスは、どちらも身体と心の健康を促進するエクササイズです。
効果は共通する点も多いですが、違いもあります。
早速、具合的な効果の違いを見ていきましょう。
ヨガの効果
ヨガは、ポーズや呼吸法、瞑想を通じて、心と体のバランスを整えることに重点を置いています。
筋力アップや姿勢改善、ダイエット効果もありますが、ヨガでは特に体の柔軟性とバランスの向上に加え、ストレスの軽減と心を安定させる効果があります。
日々の疲れを癒し、心身のバランスを保つためにきっと役立つはず。
メンタル面の効果目的でヨガをする人も沢山います
ピラティスの効果
ピラティスは、インナーマッスルを鍛え、ボディラインや姿勢を整えるエクササイズです。
筋肉を強化し、しなやかな身体作りの効果があります。
ダイエットや体型維持に関心がある方には特におすすめ。
コアの強化による背中や腰の痛みの軽減、体の安定性の向上、筋肉のバランスを整えることに効果的です。
ピラティス教室が増えてるのも納得
ヨガとピラティスの成り立ちと目的
そもそもヨガとピラティスって似ているようですが、歴史は全然違います。
それぞれの成り立ちと目的を見ていきましょう。
ヨガの歴史
ヨガは古代インドで生まれ、4500年以上の歴史があります。
当初は瞑想によって精神と体を結びつける修行法でした。
そしてポーズ(アーサナ)と呼吸法を用いて、心身の調和を目指す実践として発展してきました。
その後、欧米や日本でも多くの女性に支持されて、エクササイズ要素が強めの、健康や美容目的の様々なヨガが広がっています。
ピラティスの歴史
ピラティスは、1920年代にジョセフ・ピラティスによって開発されました。
第一次世界大戦中の負傷兵のリハビリテーションを目的として始まり、その後、ダンサーやアスリートのトレーニング方法として普及しました。
現在は、マシンやマット上で、インナーマッスルを強化するエクササイズ要素が高まっています。
ヨガの目的
本来のヨガの主な目的は、心身の調和。
実際にヨガは、ポーズの他に、呼吸法、瞑想、食事法など多岐に渡ります。
ヨガは、心身のフィットネスと見なされ、ポーズを通じて体の柔軟性を高め、瞑想と呼吸法で精神の平穏を得ることに重点を置いています。
日常のストレスから解放されたい方にも、ヨガは大きな助けとなるでしょう。
ピラティスの目的
ピラティスの目的は、体のコアを強化し、筋力や持久力アップと姿勢の改善に重点を置いています。
ピラティスはリハビリテーションの一環としても用いられることも。
体の中心部を鍛えることで、日常生活での動作の質を高めれば、怪我の予防にもつながるでしょう。
ヨガとピラティスの実践での違い
ヨガとピラティスは、実践の際のアプローチに違いがあります。
- 動作の違い(筋力と柔軟性)
- 呼吸法の違い
- メンタルへの影響
①動作の違い(筋力と柔軟性)
ヨガは柔軟性の向上に、ピラティスは筋力の向上に効果的です。
ヨガでは、立位(立ちポーズ)、座位(座りポーズ),臥位(寝ポーズ)でのさまざまな動作を通じて柔軟性、バランス力を高めることに重点を置いています。
さらに太陽礼拝などポーズと呼吸と連動させることで、全身の筋力もアップ。
ピラティスでは、マットを使った運動と特別な器具を使った運動の2種類があります。
動作はより集中的で、特定の筋肉に焦点を当てていきます。
体幹を鍛えることで、ボディラインや姿勢を改善。
②呼吸法の違い
ピラティスとヨガでは、呼吸法が重要な役割を果たします。
ヨガでは、深い呼吸を通じてエネルギーの流れを改善し、リラクゼーションと集中力の向上を目指します。
また、ポーズと呼吸を組み合わせることで、柔軟性をより深める効果も。
ヨガには様々な呼吸法があり、運動の効果を高めたり、心を落ち着かせたりと、効果はさまざま。
基本は鼻から吸って、鼻から吐き出します。
ピラティスでは、ラテラル呼吸(胸式呼吸)という、鼻から吸って胸を膨らませ、口から吐きだす呼吸法があります。
効率的な酸素の取り込みと二酸化炭素の排出を目的としています。
呼吸を各動作と連動させて、運動の質を高められるでしょう。
③メンタルへの影響
ピラティスとヨガは、メンタルへの影響も大きいとされています。
ヨガでは瞑想とポジティブな思考を通じて心の平穏を、ピラティスでは集中力と精神の安定を促進。
これらの運動を継続することで、ストレスの軽減や精神的な安定を得ることができ、さらに自己肯定感のアップも期待できるでしょう。
ヨガとピラティスの共通点は?
ここまで、ヨガとピラティスの違いを見てきましたが、もちろん共通点も沢山あります。
①体型の改善
ヨガもピラティスも体型維持と改善に効果的です。
また骨盤の位置を整える役割もあります。
骨盤が正しい位置にあると、内臓の働きが改善され、ホルモンバランスが整いやすくなるでしょう。
特に女性にとって、ホルモンバランスは体調や美容に大きく影響するため、ピラティスやヨガで骨盤周りを整えることは、健康維持にもつながります。
体型の改善はめっちゃ嬉しい!
②リラックス効果
ヨガとピラティスはリラクゼーションやストレス解消にも役立ちます。
ヨガでは屍のポーズ(シャバーサナ)や呼吸法などで、心を落ち着ける効果があります。
また、ヨガとピラティス中は体の動きや呼吸に集中するため、自然に日常の悩みから離れられることも。
ヨガやピラティスの終了後は、体と心がスッキリすることでしょう。
私はシャバーサナの為にヨガをすることもあります(笑)
③姿勢の美しさ
ピラティスとヨガをライフスタイルに取り入れることで、日常生活における体の使い方が変わります。
ポーズを行う際に、体の各部位の位置を意識しながら動かすので、姿勢の改善にもつながります。
立ち姿勢や座り方が自然と美しくなり、日々の動作での無駄な力みが減少するでしょう。
猫背はどうにかしたい・・・
どっちが向いてる?ヨガとピラティスの選び方
ヨガとピラティスのどちらを選ぶかは、目的や体の状態、好みによって異なります。
ヨガが向いている人は?
- ストレスを解消したい方
- リラックスしたい方
- 体の柔軟性を高めたい方
- 程よい運動をしたい人
また、瞑想やスピリチュアルな探求に興味がある方にも向いています。
ヨガは日々の忙しさや心身の疲れをポーズと呼吸で緩めて、心と身体を軽くします。
心を安定させることで、内面からの美を追求する方にもおすすめですよ。
肩コリがひどい時にもおすすめです!
おすすめオンラインヨガ3社
- SOELU(ソエル)
—日本最大級のオンラインヨガ。ライブレッスンが豊富。 - LEAN BODY
—ヨガ以外のエクササイズも豊富。ビデオレッスンだけでいい方 - UCHIYOGA+(ウチヨガ+)
—高コスパ。ライブとビデオレッスンを両方充実させたい方
ピラティスが向いている人は?
- インナーマッスルを鍛えたい方
- 姿勢を改善したい方
- 体力向上を目指す方
- 他のスポーツもしてる方
ピラティスは体幹を強化し、特定の筋肉部位をターゲットにしたエクササイズを行うため、ゴルフやダンスなど他のスポーツへの上達の助けにもなります。
また、怪我の予防及びリハビリテーションを考えている方にも適しています。
体のコアを強化したい人にはおすすめです!
ピラティスはマシンを使ったスタジオも増えてきています。
本格的なマシンがあるスタジオか
ヨガなども他のレッスンも受講できるマットのスタジオか
価格も全然違いますので、自分好みのスタジオを選びましょう。
ヨガとピラティスの相乗効果について
ヨガとピラティスを組み合わせることで、相乗効果を得ることができます。
ヨガで得られる柔軟性とピラティスで鍛えられる筋力は、互いに補い合い、よりバランスの取れた体作りができるでしょう。
まとめ
ヨガ | ピラティス | |
ダイエット効果 | 長期的な継続が必要 | 長期的な継続が必要 |
歴史 | 約4500年前 | 約100年前 |
目的 | 心身の調和 | 体のコアの強化・リハビリ |
効果 | 柔軟性・筋力アップ・リラックス | 体幹強化・筋力アップ・姿勢改善・ |
ヨガとピラティスは、それぞれ異なる効果と目的を持ちながらも、心身の健康に対して共通点も多いです。
自分の目的や体質、好みに合わせて選んでみてください。
どちらも体験して選ぶのもありですよ
ヨガとピラティス共に、日々の活力となり、美と健康の維持に役立つでしょう。
おすすめオンラインヨガ3社
- SOELU(ソエル)
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—ヨガ以外のエクササイズも豊富。ビデオレッスンだけでいい方 - UCHIYOGA+(ウチヨガ+)
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